沖縄が日本国に復帰してから今日で40年が経ったそうです。
テレビで実家の本当にすぐ近くが映し出されてて、懐かしいなって思って、それから、なんとなく不謹慎かなと思った。なんでだろ。
ニュースの内容は首相のスピーチ、元首相の弁明、復帰前後の変化、オスプレイに反発する住民の声など。
オスプレイって初めてちゃんと見たけどおもしろい形してますね。
操縦ムズそう。
にしても技術進歩しまくってる現代なのに騒音も事故も減らないのはなぜでしょう。
地元の人たちは相変わらず不満ばかり言っている。
こういう記念日が来て、毎年ニュースにとり上げられるたびに、被害者意識だけが増長してるように感じる。
沖縄という歴史が、地理が、政治が、他の都道府県とは違うんだよって、そんなことばかり言われてきたら、そりゃそうなる。
でも、だからこそ、自分たちで新しい社会をつくっていこうって考えられるようにならないと、きっとこれから何年経っても、毎年同じ構成をしたニュースばかりが流れるだろうなと思う。
米軍基地の是非はディベートで大人気のテーマなのでよくやるけど、
「沖縄って基地ないと経済成り立たないでしょ」で大体終わってしまう。
当たり前だろ。基地が作られる前、普通に生活できていた人たちの仕事の場を奪って、基地に依存させるように仕向ける計画なんだし。どや顔でそんなこと言ってんじゃねーよ分かっとるわ。ばーか。
だからそう言われると沖縄の人が言い返せないのは当然なわけで、いつもそこで思考が止まってしまう。それがいけない。
とか言って私もそれほど考えたことはなく、むしろ今まで話題にするのをずっと避けてきたので（それは先程の被害者意識に対する嫌悪感とか、郷土愛コンプレックスとかによる）、自戒を込めて。
来月の23日も「沖縄」にとっての「記念日」となります。はーあ。
