館蔵浮世絵に見る さくら いろいろ - たばこと塩の博物館

初めてたばこと塩の博物館に入りました。

パンフレットがめちゃ丁寧。
展示の説明文も詳しいし拡大写真もあるし、浮世絵や桜について何も知らない状態で行っても楽しめました。
ワンフロアだけだったんだけど、全て観るのに1時間半近くかかりました。

桜名所の一つに吉原があって、そこを描いた絵が好きでした。
遊女のまちだから派手で良い。夜桜を見るのも盛んだったようです。
歌川国明の絵が華やかで素敵だった。着物の柄が細やかだった、芸者絵が多かったから好きなのだろうか。


テーマが桜なので、名所絵はもちろんなんですが役者絵も結構多かったです。
桜にまつわる芝居絵や、プライベートかなんかで花見に来ている場面を描いたものとか。
作者とタイトルを忘れてしまいましたが、花見に来た役者を見つけてきゃあきゃあ言っている女性たちを描いた絵がなんだかいい感じでした。

あと三代歌川豊国の『四民歌土佐画彩』っていう、士農工商(を演じた役者)がそれぞれの花の愛で方を描いたものがあって、それがいちばんいいなと思った。


それから、さすがたばこと塩の博物館だなと思ったのが、きせるやたばこパッケージの展示。
桜モチーフは多かったでしょうね〜。かっこいい〜。欲しい。
葛飾北斎のきせるデザイン画もあった。
パッケージは凝ってるものばっかりだったんだけど、戦争が始まってからは一色刷りになったとか。
レターボックスやたばこ盆などもありました。粋なものばっかりですごく感動しました。
欲しい。


帰りにミニファイルを買いました。

100円です。


残念だったのは、時間がなくて常時やっているたばこと塩の展示をゆっくりまわれなかったことです…。
とくにたばこのところは浮世絵もたくさんあったのにもったいない!
またすぐ行きたいです。


花といえば私もとうとう今年から花粉症を発症したっぽいです。
わはは。