引っ越した

こんにちは~。引っ越した。

 

引っ越した理由

4年住んだしもういいかと思って。
新月の1ヶ月前に退去した。


エリア探し

行ったことのない23区内で、通勤経路が楽で短いことが最優先。
最初狙ってたエリアは家賃が高かったので、ちょっとずらしたところで落ち着いた。


引っ越しまで<期間>

GWに初めて不動産屋に行って、1週間後の2回目で内見、その日のうちに決めて、5月の残りは契約と退去の関連書類をひたすら書いていた。ひたすらといっても2枚くらいだけど…
5月末に段ボールが届いて、そこからはひたすら荷造り。ひたすらといっても13箱くらいだけど…

九州に土日出張があって、その翌々日に引っ越しだったので、そこらへんは深夜まで段ボールと格闘してソファで力尽きて寝て、早朝に目を覚ましてまた荷造り、を繰り返していた。普段からベッドでなくソファで寝ているから別につらくはなかったけど、肉体疲労が今になってきていて肩が終わっている。

 

引っ越し当日

朝8時に業者さん(2人組)が来て、ものの30分で運んでいった。すげえ速かった。
マジで速かった。
段ボール足りなかったのでその場で4箱ほどつくってもらった。
10時過ぎには引っ越し先にすべて運び終わったので、日中はひたすら開封。これは本当にひたすら。
なんか自分もそれなりに荷物運んだり階段昇り降りしてたら筋肉痛になって全身終わった。

 

引っ越しまで<費用>

契約金 299,199円
不動産仲介手数料 76,140円
引っ越し作業費 32,400円
粗大ごみ処理費用 5,000円
不動産屋行き来交通費 1,320円

計414,059円

これに加えてこれから追加で粗大ごみ処理、細かい用品をもろもろ買い足したら、トータル43,4万円くらいになると思われる。
前回の引っ越し費用はバカ高くて70万いった記憶があり(大きい家具を複数買い足したから。今回ムカついてテレビ台以外すべて捨てた)、それに比べたら抑えられたのでよかった。

 

根っこがおのぼりさんなので、せっかく東京にいるならいろいろ行ってみたいという思いが強い。 
それは裏を返せばどの土地にも留まりたいと思うほどの愛着がない、ということなんだけど、気楽でいい。

去年のこの時期は預金残高が5,000円しかなく、毎晩きぬ豆腐とガムを食べて生きていたが、今年は余裕があったので引っ越しもできた。1年間がんばった。
そして私は定期預金をやめた。

 

手話講習を10回受けた感想

neovillage.hatenablog.jp

2月末に開始して5月末に初心者講習が終了したから、丸3ヶ月。
考えなしに勢いで始めた割に、ちゃんと終えることができてほっとしている。

はじめは本当に何も知らなかったから、最後の講習で短い(2人で5往復程度)会話が(なんとなくだけど)できるようになったときは、オッ頑張ったな~と思った。 

 

大変だったこと

なんというか、外国語学塾もこんな感じかなと思った。
・表情をつける
・動作は大きく、はっきり、ていねいに
・単語がわからなかったら知ってる単語で言い換える

だいたいこれらをよく指摘されたし、自分の場合は
・手話に関係ない動作をつけるな(無意識に首を縦に振る癖があったらしく、直すのに苦労した)
・手話じゃなくて相手の表情を見ろ
などもよく言われた。

わたしは健常者だろうがそうでなかろうが会話すること自体にめちゃくちゃ苦手意識があるから、マインドをオープン気味にしないと結構厳しいなと思った。むしろ手話を習得することでコミュニケーション能力がマイナスからゼロくらいには浮上したかもしれない。今月28歳になった人間の言うことかこれ?

 

嬉しかったこと

指文字覚えるのが他の受講者に比べてめちゃくちゃ早かったってさ。わあい。
職場の人(むかつく)のあだ名を指文字で練習してたらすらすらできるようになったよ。

あとはやっぱり、知らない言語を覚えられたことが嬉しかった。別に今まで手話ができなくて困ったことなんかないけど、表現のレパートリーが自分の中に増えたことは嬉しい。

 

おもしろかったこと

途中で音が聴こえなくなった人と、生まれつき音の聴こえない人とでは、手話のやり方が異なるということ。
要するに、「日本語」の文法を知っている人と、知らない人。
手話をするときに、それぞれの手話のやり方を知っているとよい、とのことで、両方の考え方を教わった。説明がむずかしいので割愛します。

あとは手話単語の成り立ちを知るのがおもしろかった。
今はもう使われてないけど、昔は腕に注射をするジェスチャーをした後に「区」という手話をつけると「葛飾区」で意味が通じたらしいよ。
ヤバい手話結構あるかもな。

 

口で喋れないということのもどかしさを感じられただけでも、受けた意義があるなと思った。

1ヶ月くらい休んだら、ひとつ上の講習を受ける予定。

手話をはじめた

きっかけ

職場の障害学生支援事例報告会と、これ。

front-row.jp

かっこよくない?絶対やりたい。

 

で、いろいろ調べて、自宅から数駅離れた手話教室に通うことにした。
始めたいと明確に思ってから実際に教室に電話を入れて受講を申し込むまで3ヶ月ほど悩んだ。

 

探し方

本当は区で開催されている無料の講習会がよかったんだけど、クラスが平日の午前中しかなく、諦めた。
独学できるもんなのだろうかと思ってテキストを調べるも、手話は要するに外国語と同じなので、テキストだけ読んで満足した気分になるのがいちばん良くない気がしたのでやめた。
あとは手話通訳士の資格が取れる福祉高等専門学校のカリキュラム見たりとか。でもこれも授業時間の都合が合わず。

それで民間の教室が自分にはいいだろうと思って、近隣で探したら運良く見つかった。
2月末から通い始めたので、まだほんの2回しか受けてない。

 

内容

マンツーマンで90分。
初心者なので、50音の表現(指文字と呼ばれる)、数字の表現、あいさつ、自己紹介、簡単な単語とかを見よう見まねでひたすら繰り返す。会話表現はまだ先。最後に習った単語の読み取りテスト。
楽しいよ。必死になって手を動かすから眠くなったりしないし。
こないだ2回目のテストのときに、講師から「指文字覚えるのはええな!たいしたもんだ!」と褒められたのでうれしかった。

 

覚え方

受講後、教室から配布されるレジュメを見て思い出しながら再現、をひたすら。
あとはNHKの手話講座見てる。三宅健…。三宅健がパーソナリティしてる。かっこいい。三宅健だいすき。三宅健が手話をしてるのを見るために見てるだけだから勉強でもなんでもないんだが、結構ボリュームがあっておもしろい。

 

手話を覚えてどうしたいか

それはマスターしてから考える。

 

最近覚えた手話

右手を握って手の甲を相手に見せるようにし、親指・人差し指・中指を伸ばしてください。
それを前に突き出すと、「来週」。
2回前に突き出すと、「再来週」。

 

これでスヌープ・ドッグとの共演への道が一歩近づいた!

 

 

装飾は流転する 「今」と向き合う7つの方法 - 東京都庭園美術館、2/2

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東京都庭園美術館はちょうど1年振り。
去年は『並河靖之 七宝』で、あれは2017年で断トツに行ってよかったと思った展示だったので、東京都庭園美術館に寄せる期待値がとても高い。

 

そして今回は装飾がテーマ。われわれはなんのために装飾を施すのか?装飾品をみてなにを感じるか?
7名のアーティストによるそれぞれの作品群は、『装飾』の解釈もその表現手法もバラエティに富んでいて、全部の感想を記すのはむずかしいので、特に印象に残った2名について。

 

コア・ポア

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一見、ペルシャ絨毯をそのまま模した絵画なのかと思うが、

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よく見ると、浮世絵やエジプト壁画、ギリシャ神話など、さまざまな文化圏のモチーフを配置していることがわかる。
こんなところで浮世絵を見れると思わなかったのでうれしかった。

ごった煮のようでもひとつにまとまっている不思議な作品は、イラン人の父、イギリス人の母をもち、イギリスで生まれ育ったのちロサンゼルスに移住した彼という一人の人間をそのまま表すかのよう。

最初観たとき、ペルシャ絨毯を絵画に変換し、かつ古さを出すためにわざと削る、という作業をする意図がわからなかったのだけど、アーティストトークを見て、これらはコア・ポアが自身を表現するための工程なのだとわかった。装飾は、自分がしっくりくるために必要なもの。
「文化と文化の中間に存在する者として生きる」という言葉に親近感を覚えた。

 

ニンケ・コスター

彼女のトークもおもしろいので上記リンクから見てほしい。

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これはシリコーンゴムでつくられていて、さわると想像よりやわらかかった。座ったりすることもできる。


彼女はアートを身体に引き寄せて考えるのがうまくて、たとえば「立派な装飾が施されている王宮のあの天井に寝転んでみたい」という発想から、実際の天井にゴムを塗って型取りをして固めて、ほんとうにベッドのようなものをつくってしまう。装飾は、そこから想像力を掻き立てさせるもの。

写真の作品は、日本の出島が、日本とオランダの文化交流の架け橋となっていたことを表現したもの。
学芸員さんに解説していただいて、「へ~不思議ですね…」「ほんとうにね…」と言いながら、二人でぼよんぼよん触ってた。おもしろかった。

 

東京都庭園美術館は明治に朝香宮邸として建てられた旧邸宅で、フランスのアール・デコ様式を取り入れている。装飾が館内の細部まで現存されていて、今回の展示作品と、元々の館の装飾の境界線がたまにわからなくなった。おそらくそれを狙ったのかなとも思う。
つまり、館自体が装飾に意味を求めたひとつの「作品」なのではないか。
という考えに至ったところで頭がバーッとなり、一気に腹落ちした。なるほど、この美術館でないとできないテーマだったな…と。

 

「装飾」という言葉だけ見ると、どうしても表面的なものというイメージがあるけれど、今回の展示ではアーティストたちがそれぞれの解釈で装飾を内面化して、作品を創り上げているということが伝わった。
自分にとっての「装飾」は、なにかひとつ装飾を施す/身につけるごとに、自分の引き出しが一個開く、または自分を映すカメラがひとつ増える、みたいなイメージがある。なりきるとまではいかないけど、歩き方がちょっと変わるというか、演出装置のような意味合い。

 

ということで今回も高揚してとても満足した。新館の展示は七宝のときとはまた変わった感じで、美術館としてのいろんな顔を見れてよかった。
2階は小部屋が多くて探検している感じになるし、庭も広い。冬の時期の展示しか行ったことないから、夏以降にも行ってみたい。

 

地続き

 

 

 

4年間はあっという間に過ぎていった。

もう高校の友人たちと彼女の話をする機会も減ってしまって、そもそも当時も話題にあげるのがなんだか憚られて、だから彼女のことは、それぞれの胸のうちにしまったままだ。

わたしの中の彼女は最後に渋谷で会ったときの姿でとまったまま、いっしょに年をとれない。

 

私は彼女の死を悲しんでいい、どれくらいの関わりの程度からなら泣いてもいいのかとか、本当にアホみたいだ、悲しいと思ったら悲しいと表明してもいい。
反対に、私はこれからも変わりなく日常を過ごしていってもいい。
今はこれしかできない。後になってこれを消すことになったとしてもそれでいい。

1月16日 - ZAKKIES

訃報直後に書いた文。
本能的に、自己肯定が必要だと感じたのだろう。

 

他愛のない思い出をなんども頭に浮かべては、たのしかったななどとにやついたり、彼女が好きだと言っていた歌を聴いたり、これが「故人を偲ぶ」ということなんだろう、とさっき気づいた。

今さらな。なんども考えてるわりに、時間かかったよね。

 

現実は思い出と地続き。

 

雑記(SNS)

SNSについてなんかほぼ毎日考えていて、結局は「好きなようにやればいいし、好きなようにやらせてもらう」というところに落ち着くのに、好きなようにやってたって、すぐ嫌になって自分の中に逃げ帰ってしまう。


べつに悪いことではなく、こういう時間は大切で、テレビと同じように、嫌気が差したら消せばいい。
ただ、セーターの毛糸で肌がチクチクするような不快感を覚える発言を目にする頻度が多くなってしまって、でもなんでチクチクするかって、毛糸が悪いんじゃなくて、自分が敏感肌の季節に入ってしまっているからなんだよね。

 

わたしはバランスのとり方が極端で、嫌になったらすぐ端末からアプリを消してしまう。3,4日過ごせばまたSNSのある暮らしに戻れるけれど、それで思い悩むことが増えるのなら、永久にやめたらいいのにとも思う。でもSNSそのものが悪いのではなくて、SNS乃至そこにいる人との付き合い方がうまくできてないのであって、それはSNS上に限らず絶えずわたしの人生につきまとう問題であって、云々。

 

話の舞台をSNSに限定したのは、SNSが個々人の独立した発言から成り立ってるからだ。その場の空気というものがない。相手の表情が見えない。察する必要がない。 だから自由にポンポン発言できるんだけど、それゆえこんな風にメンヘラとディスの応酬が起こってしまうんだなあ。いろんな齟齬も生まれる。もう面倒だ。ここからいなくなってしまいたい。

やっぱりネット上でも思いやりは必要なんだよ。顔が見えないからこそ、その人の発言のみで、感情を汲み取る努力をある程度はしなきゃならない。その上で発言しないと。表現の自由は保障されるけど、人を傷つけていいということにはならない。

「SNSでのエセメンヘラ発言を許す」補充、拡張 - ZAKKIES

 

 
6年前、悩んで悩んで出したこの結論を実現できる未来はとうとう来なかった。


これ以上迷惑かけない

www.youtube.com

ぜ…………全員………………………優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

今週はラブリーサマーちゃんと後藤真希のアルバムを交互に延々と聞いている。

 

ところで2017年12月は乃木坂46松村沙友理さんの月と言っても過言ではなかったですね、FNS歌謡祭のハレ晴レユカイみくるちゃんコス、ファーストソロ写真集発売、CanCamソロ表紙。 

松村沙友理さんへ。かわいいを続けてくれてありがとう。

CanCam買ったら2018年松村沙友理さんカレンダーがついてて、これでまた1年がんばって生き抜きたいと思います。2017年もプーチン大統領カレンダーがあったから生きてこれたわけだしカレンダーの存在意義は強い。