睫毛を上げるのをやめたことについて一問一答

2月初旬からビューラーないしマスカラを使わない試みをしている。

先にまとめておくと、これは睫毛を上げない生活を試しにやってみたら、恐れていたほどの気分の落ち込みはなくて安心した、というだけの雑記。

 

・今まで

職場ではビューラーで睫毛をカールさせるだけ。特別人と会う用事があるときなどはマスカラもしてた。

 

・なぜやめたか

家で化粧して目的地に着くあいだに睫毛が元の角度に戻ってるから。

 

・カールを維持する努力をしたか

マスカラ下地をつけたり持ち運び用の小さいビューラーを購入したりしたけど、習慣づかない。マスカラ下地は塗布すると睫毛がものすごく固まるため、それ専用のリムーバーが必要となり、すぐ使わなくなった。持ち運び用ビューラーは実際の使いどころがわからず、いつしか持ち運ぶことが目的となってしまっていた。

 

・睫毛を上げることをやめるのに抵抗はあったか

あった。ビューラーははじめて手に入れた化粧アイテムだったので、まず睫毛を上げなきゃいけないもんだと思っていた。

 

・やめてみてどう感じたか

化粧時間が短くなり楽。

睫毛をカールさせる作業は和菓子職人のような繊細さが求められるがべつに嫌々やってるわけではなかった。睫毛が上がっている自分が好きだったからやっていたまでだ。

でもそこを省略しても特段自分に対する感情は変わらなかった。「睫毛を上げないなんて、自分はなんてだらしないんだろう」などとネガティブにはならなかった。睫毛を上げない選択をするのに向いている性格とそうでない性格があるかもしれない。

 

あと睫毛が花粉を受け止めている感じがして頼もしい。睫毛を上げると眼球が丸腰になってしまう。始めたのがたまたま花粉シーズンだったのはラッキーだと思う。

 

・ずっと続けるのか

試しにやっているだけなので割とすぐ飽きる可能性が高い。季節が変わったり、魅力的な化粧品が出たり、友人の睫毛がくるんとしていてかわいいなと思ったりしたら、いそいそと睫毛を上げ始めるだろう。

 

 

旅行と部屋の間取り

この半年で広島、大阪、仙台に行った。

出不精かつ計画を立てるのが死ぬほど苦手なので旅行は敬遠しがちだったんだけど、しっかりしてる友人と行けばなにもこわくなかった。

あと新幹線の乗り方ぜんぜん覚えられないけど、なんか毎回なんとかなった(という感想だけが残って結局どう動けばよいのかわからずじまいだ)。

もっと気楽に東京を離れても大丈夫なんだなということがわかった。

 

で、旅先で泊まるビジネスホテルの間取りを記録していた。

自分がいま住んでいる部屋がワンルームなので、家具の配置の参考にしようと思って。

 

大阪

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(なぜか全体的にアフリカンテイストだった)(この写真見せたらいろんな人にラブホテルかって聞かれたけど、ビジネスホテルだと思う)

 

仙台

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これらみたいに最低限の家具数ならワンルームでもすっきりするんだよな〜と思いながら、自室の真ん中で途方に暮れる。あ、旅行の話はこれで終わりです。

 

とにかく配置案をたくさんつくろうと思ってノートに書き出す。

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・左上が模様替え前の図。

・斜線は面積に入れない。

・左列の真ん中は部屋の面積。

・部屋が27マス分、家具面積の合計が17.5マス分。

・方角はなんか気分が出るかなと思って書いた。

 

ベッドは動かすのめんどいからそれ以外の配置を変える、とか、キッチン(この四角枠の外側にある)からテレビ観るから窓際にテレビ置くと見えない、とかいろいろ縛ってって、

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最終的にうずまきがついてる間取りになった。

ワンルームなので、掃除しながら移動させて3時間いかないくらいで終わる。

 

模様替えじつは3ヶ月に1回くらいのペースでやってるので、この配置もすぐ飽きるかもしれないけど、まあそんなもん。

また旅行行っていろんな部屋を見たい。

 

 

肌荒れと後輩

2019年を振り返るとタイトルの通りで、肌が異様に荒れたことと、後輩との行動が急激に増加したことが大きかった。


☆肌荒れ☆

4月 新年度を迎えたとたんに首に湿疹。かゆい。蕁麻疹だったら数時間で治るッショと思って放置してたら4日間くらい続いた。そこではじめて皮膚科に行った。最終的には腕や脚まで湿疹が広がっていた。

なんだかんだで1ヵ月半くらい続いたかな〜。一時期おさまったと思ってまた放置してたらゴールデンウィーク中に再発してしまい、皮膚科に行けなくて辛かった。

原因が特に思い当たらないが、まあストレスなんでしょう。3月は業務関係でめちゃくちゃ怒り狂ってたもんな。


10月 今度は顔が荒れた。夏に日焼け止めや化粧水なんかを一新したのでそのうちのどれかが合わなかったのかもしれない。皮膚科でやさしい乳液を処方してもらう。

このとき(今も一部続いているが)、錠剤3種、漢方1種、塗り薬2種にやさしい乳液と我ながら大げさじゃないかと思った。それでも即効性はなくて、毎日毎日静かに続けてある日気づいたらよくなってる気がする、という感じであった。

顔が荒れてずっとマスク生活をしていると、魅力的な化粧品があっても「でもつける顔がないな」となってしまい、結構鬱っぽかった気がする。

1月現在でも肌荒れ残ってるけどピークよりはだいぶマシになった。

勝手に断薬しないで地道に続けることが大切だと知った1年だった。



☆後輩☆

3月 バスツアーでいちご狩り

8月 浅草一日観光

9月 広島旅行

    相撲観戦


これぜんぶ違う後輩と行った。

お金を毎回多く出してるわけでもなし、なんで自分なんかと一緒に行動してくれるのかわかりませんが、ありがたいことですね。

あれかな。自分の毒にも薬にもならない人畜無害さが逆にウケてるのかな。

いつ自分が「嫌な先輩」になって嫌われてもおかしくないので、いまこの瞬間を大事にしたい2020。


☆その他☆

9月     台風で帰省が中止

10月 iDeCoをはじめる

           ドムドムハンバーガーと再会

12月   食中毒


今思えばアクシデントの多い1年だった。


2019年観に行った展示3 +α

21. 1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと - 東京都庭園美術館、9/13

小部屋の連続がなぜか落ち着く。
当時最先端のアール・デコ文化を広げたフランスの芸術家たちと、内匠(たくみ)省に所属する100名もの建築エリートによる室内装飾…… 
大理石サンプルやガラスサンプルが観れたのかなりよかった。

 

22. 美ら島からの染と織  色と文様のマジック - 松濤美術館、9/13

21.からはしご。今見返したらどっちもブログ書いてたね。

 

23. サムライ  天下太平を支えた人びと - 江戸東京博物館、10/6

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家に帰るにはもったいないなと思った微妙な空き時間にポンと入って観に行った。
書類資料の多いことね…。とにかく記録記録、という感じの当時の平ざむらいたちのマメさに感謝。「ふつうのさむらいのふつうの暮らし」はなかなか知れることじゃないね。

 

24. ラスト・ウキヨエ 悳俊彦コレクション - 太田記念美術館、11/15

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このポスターうつくしいよね。
と思ったら17.でも太田記念美術館のポスター気に入ってたね。

江戸時代最盛期の浮世絵とは明らかに異なる雰囲気、女性の瞳とか見るとわかりやすかった。後期展示行けなかった…

 

25. 北斎  視覚のマジック  小布施北斎館名品展 - すみだ北斎美術館、12/11

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長野県小布施町北斎館にある画を観れる貴重な機会。

すみだ北斎美術館はじめて行った、めちゃ綺麗だった。常設展すごかった、企画展と合わせて半日いれる。葛飾北斎のレジェンドたるゆえんがよくわかる館。

 

26. 大浮世絵展 - 江戸東京博物館、12/12

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同じ絵を何度観ても、なんでこんな構図で描こうと思ったの?とかなんでこんな繊細な着物の柄や髪の毛が木版で刷れるの?とか、疑問は尽きない。
今回は写楽がまとめて観れて満足。あと喜多川歌麿の絵が展示の導入としてふさわしいなと思ったな。蚊帳などの季節のモチーフや、吉原遊女の一日を描いた画を通して、私たちは一気に江戸の世界へ飛べる。
2014年の大浮世絵展も行ったよ。あのときのベアブリックまだ元気だよ。
常設展も行った。めちゃめちゃ楽しかった。常設展だけで丸二日いれる。

 

 

展示は以上。展示会に行くペースは後半で失速した感。体力の問題。東京のおじいちゃんおばあちゃんはマジですごいよな。めちゃくちゃ疲れるよ…。でも観たいものたくさんあるよね。

 

あとこれについて書かねばなるまい。

文化記録映画  春画と日本人  - ポレポレ東中野、10/6

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2015年の春画展(永青文庫)の開催までの長い道のりについてのドキュメンタリー。

日本より先にイギリス大英博物館で開催され春画展の日本巡回、のはずが、多くの公私立博物館が打診を断るという異常事態。「自分のところではやりたくない」という気持ちが先に立ち……。
それでも開催に向けてたくさんの方が奔走し、蓋を開けてみれば大盛況、こぢんまりとした永青文庫に長蛇の列。実際観に行ったけどめちゃくちゃ混んでましたね平日でも。
映画に登場した関係者の皆さんが「本党は国立の博物館や美術館でやるべきなのに」とおっしゃっていたのが印象的。国が先導を切ってやれなかったところに、春画という芸術に対して妙な意識が挟み込まれていると感じる。
あの展示にどれだけの人の研究と説得があったかを知れてよかったし、私は知るべきだと思った。

 

2019年も観たいものを観れて楽しかったな〜!ありがとう美術館!

2019年観に行った展示2

11. へそまがり日本美術 禅画からヘタウマまで - 府中市美術館、5/4

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ほんとは7番目に行った展示でした。順番まちがえちゃった。美術館に入ったけどすごく並んでて、諦めようかなと思ったそのときに雹が降ってきたのでおとなしく並んだ。展示もそうだが館の雰囲気もかなりほのぼのしていた。観終わっても雨は降り続けていた。濡れながら歩いてコンビニ寄ってベンチであいすまんじゅう食べて帰った。

 

12. クリムト展 ウィーンと日本1900 - 東京都美術館、6/4

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絵の半分を同色で塗りつぶしたり、余白をたっぷり残すものが多くて、描き込みしなくて不安にならないんだろうか?と思った。M-1決勝のオードリーの漫才で松本人志が「(春日の登場がゆったりすぎて)時間が惜しくないのか」と言ったことを思い出した。

なんというかストーリーがだいじなんだなと思う。

 

13. 江戸の凸凹-高低差を歩く - 太田記念美術館、6/18

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作品リストに加えてなんと地図がついてきた。地理的に浮世絵を観る研究はあるとしても、展示って今までにあったのかな。めちゃくちゃ面白い視点。太田記念美術館は毎回テーマが素晴らしくて感動する。

 

14. 遊びの流儀 遊楽図の系譜 - サントリー美術館、7/13

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『誰が袖図屏風』という、遊び終わった後の誰もいない、しかしさっきまではそこにいたであろう人の着物がてきとうにかかっていたり、片付けられない囲碁の道具がそこらへんに置いてある部屋の様子を描いた屏風絵がありたいへん興奮した。

 

15. 青のある暮らし-着物・器・雑貨 - 太田記念美術館、7/21

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浮世絵界ではベロ藍と呼ばれる紺青色の顔料が流行った時期があった。それで細やかな青のグラデーションが可能になったとか。夏にふさわしい涼やかな展示でよかったな〜。

 

16. 原田治 展「かわいい」の発見 - 世田谷文学館、7/30

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原田治といえば私にとってはミスタードーナツのグッズだった。でもそれだけじゃないという当たり前のことを知れた。

 

17. 異世界への誘い-妖怪・霊界・異国 - 太田記念美術館、8/7

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いいポスターだなあ…。

 

18. 特別展 三国志 - 東京国立博物館、8/9

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くまなく、わかりやすく解説されていて大変助かった。三国志読んでるけど登場人物多すぎてすぐ忘れるからな。(読み始めて3年経ってる)

 

19. 浅野家がたどった城 浅野家の城と陣屋 - 広島城天守閣、9/1

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広島旅行で行った。ぎっしり展示で楽しかった。刀剣もあった。

 

20. ポルノ展 20 YEARS EXHIBITION - パルコミュージアム、9/3

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世に出てきてくれてありがとう。

 

今年はぐるっとパスを入手した関係もあり、例年よりハイペースでまわってるようだ。残りは年末年始あたりに。

2019年観に行った展示1

だらだら列挙。


1. 乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展 - ソニーミュージック六本木ミュージアム、1/16

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衣装やMVのアイデアスケッチ、ロケハン資料などなど結構見ごたえがあって楽しかった。しかしNGT48の事件が発生したことがきっかけで、この展示を最後に乃木坂46の活動を追わなくなったのだった…


2. 筑前左文字の名刀 - 刀剣美術館、1/27

初心者には結構難解だった……


3. ヒグチユウコ展 CIRCUS - 世田谷文学館、2/6

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ポスターよすぎて家の壁に貼ってる。


4. 河鍋暁斎 その手にかけぬものなし - サントリー美術館、3/10

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河鍋暁斎だいすき。狩野派のひとでもあるんだよということがよくわかる展示だった。


5. 江戸の園芸熱 - たばこと塩の博物館、3/10

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河鍋暁斎観てたら興奮してきて4.からはしごした。渋谷から移転後初めて行ったが、相変わらず独特な佇まいだった。こんときもう桜咲いてた。


6. ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリスムの時代 - 国立西洋美術館、3/27

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奇想の系譜展が激混みで堪らずここに逃げ込んだのだが、充実していて想定よりじっくり観た。2016年のポンピドゥ・センター傑作展という展示で彼の絵画を初めて観て、それから気になってはいたのだった。


7. 奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド - 東京都美術館、3/27

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そんなわけでル・コルビュジエを観た後に向かったがまだ激混みだったので、ルートを逆走して観た。


8. トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美 - 国立新美術館、5/9

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富めるものに宝はあつまるな〜と思った。スルタン花押トートバッグかなり気に入って使っている。


9. ムーミン展 The art and The story - 森アーツセンターギャラリー、5/9

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8. の近くだったのではしご。これは正直物販目当てで行ったんだ。でも行かなければ浮世絵を見本にして描いたイラストがあったことを知ることができなかった。


10. 二日間だけの両国橋ワンダーランド - 回向院、5/12

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両国橋を題材にした画の展示。浮世絵ジグソーパズル欲しくて衝動買いしそうになったのをがんばってこらえた。


まだ続きます。


美術館2館はしご、9/13

金曜日に休みをとった。

正午に家を出れればいいなと考えていた(この時点であまり期待していない)のだが、風呂掃除や洗濯をしていたら午後2時とかになってしまった。
そんなもんだよなと思って、家の近くのパン屋が店頭で販売していたワッフルを買って駅のホームで電車を見送りながら食べた。
ワッフルひとつだけにするつもりが、気づいたらふたつ買ってた。

 

 

1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと - 東京都庭園美術館

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東京都庭園美術館は毎年、この美術館そのものに関する展示を開催してるらしい。自分は初めて。

通常の企画展を観てても、この建物の特殊性に想いを馳せないことはないくらい面白い造りをしていて、どこの美術館よりも建物自体の構造が展示に大きな影響を与えていると思う。
アール・デコ様式の装飾がなされた三階建てで、それぞれの部屋は独立したコンセプトがあるように感じる。細かく指定配置された壁紙、大理石、ガラス、家具、床に使われる木材やタイル。

ガラス模様や大理石の見本帳が展示されててよかった。たくさん選択肢があるということを知る喜び。
一階の間仕切りガラスには加工がされてるんだけど、それが星新一の挿絵を多く担当した真鍋博のイラストっぽくてよかった。

 

この建物はひとつの用途にひとつの部屋をあてがっていて、それにより小部屋が連続する造りになっている。
朝香宮夫妻は狭いのが好みだったのか、アール・デコがそういうもんなのかはわからない。
自分が住んでいるワンルームの参考にしようといくつか写真を撮ったけど、無印良品ニトリだけでアール・デコつくれるかな。

 

あとはウィンターガーデンが期間中限定公開されていた。他の部屋と比べてかなり異質だった。

 

 

美ら島からの染と織 色と文様のマジック - 松濤美術館

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neovillage.hatenablog.jp

去年サントリー美術館で展示されていたのは琉球王国時代の文化財全般という感じだったが、今回は染織に焦点を当てたもの。
松濤美術館は2回目だな、前いつ行ったんだっけ?と思って探したら2017年1月だって。あん時は歯の治療中で、痛みを感じながら一人でおしゃれガレット食べたわ。いい思い出。
ていうか上記のブログ書いたのちょうど1年前だ!

そんで展示、良かった。松濤美術館、いつもあっさりしていていい。手抜きという意味ではなく。解説は細やかだし、今回は織物作家のプロフィールも展示されていたし。

紅型織物、よく使われるモチーフに鳳凰、松竹梅、牡丹、波、雲、亀、団扇など。そこから4,5種くらい入れ込んでいるので、季節感とかない。
それがいいんじゃないですか!とにかくおめでたい感じ、好きです。

「白地牡丹尾長鳥流水菖蒲文様紅型木綿衣装」というタイトル(展示のために付けられた?)の紅型が一目見てこいつぁすげえ…と思ったら国宝だった。白地の生地で、背中から肩にかけて大きく配された牡丹、その周りを飛ぶ尾長鳥、そして着物の裾には流れる川に咲く菖蒲の花。
いいものを観た。

図録買った。

 

美術館を出た頃には午後6時になってて(松濤美術館が金曜日は夜間開館していて助かった)、渋谷に来たしおしゃれなもの食べるか、と思い立ってオムライス食べた。
「おしゃれな食べ物」で真っ先に浮かんだのがオムライスって。大丈夫?わたし令和のスピードについていけてる?
でも美味しかったから10分たたずに完食したよ。


そういうスピードじゃねえよ。