はい〜
みなとみらいは道が広くて綺麗ですね。
前記事で行った月岡芳年展の半券を見せたら200円割り引いてくれたのだ!やったー!
浮世絵師歌川国芳の画風を受け継いだ弟子の、その技術を受け継いだそのまた弟子が油絵や木版画にもチャレンジしたりして別の流派が生まれたり、…みたいな、江戸〜昭和にかけての絵画の展開の仕方・移り変わりを紹介しています。
という展示なので浮世絵だけじゃなくて、様々なジャンルの絵画があります。後半になると国芳の名前はほぼ出てこない。
以下雑感。
・国芳の絵は線が太い。構図とか遠近感とか何を主題にしているか、などをめちゃくちゃ意識してたのかもしれない
・レゴブロックみたいな色使いとミニチュア感、おもちゃっぽい絵
・やっぱり漫画みたい。弟子(誰だったか忘れた、芳年ではなかったはず)が描いた妖怪の絵も漫画イラストっぽかった。(特に顔とか)細かい描写を省略した結果だと思う
・『勇国芳桐対模様』という国芳一門が描かれた絵が粋でいい感じ。みんな着物派手
・前記事で「月岡芳年は国芳に画風近いと思ってたけどそうでもない気がする」とか描いたのに、今回の展示解説に『まぎれもなく芳年が最も師匠に近い画風です』ってあって、ますます自分の審美眼の無さが浮き彫りになった。
・芳年の『雪月花』連作が凄い、一番感動した。特に『花』
・芳年やっぱり月好きなんだな。
・芳年は夜の描写と女性の描写が美しい。こんなんなのに血みどろ絵描いたりしてるし振り幅広過ぎ。
・画号というのがある。
・『国芳死絵』といって、国芳の死に際して弟子が絵を描いたものがあるんだけど、国芳の隣に芳房という24歳で早世してしまった弟子も描かれている。気に入ってたのかな?
・展示後半は浮世絵の割合が少なくなるんで、興味が薄れ気味のまま観てたけど、木版画とか絹絵とか水彩画とか、素材がめちゃめちゃ増えてるのに気付いて面白いと思えた。
・浮世絵とそれ以降の絵では画風以外に何が違うかと言えば、タイトルや状況説明文が絵の中に書かれてないことか。これは浮世絵が当時の歌舞伎などの見世物と密接なつながりがあったから?
・あとは絵に動きが少ないかもしれない。でもそれはそのジャンルが隆盛する前だから?わからん。わからんけど静かな空気が流れている
・女性画はいつの時代でも多い。
展示見終えるのに2時間を超えてしまっていた。
最後に、グッズショップでガチャガチャやってきました。
葛飾北斎のミニチュア絵画。200円
チケット割引された分ここで使っちゃったよ!意味ねー!
しかも葛飾北斎の絵見たこと無い。
でもこれクオリティ高いからやってよかった。
国芳関連グッズめっちゃ種類あった。欲しかった…。
でもいいんだ…。
横浜の秋は気持ち良かったです。
またいつか。