先週のこと

先週の金曜日にコンタクトレンズを作りに行った。
小2で眼鏡を掛けはじめてから約15年間、目の中にレンズを入れるという選択肢を考えたことがなかった。別に眼鏡が好きだというのではなくて、単純に視力がないから掛けざるを得なかったし、そんでもって矯正するならなるべく安全な方法がよかったというだけのこと。
コンタクトは1時間で作れた。眼科のお姉さんが気さくな人だった。
身軽になれた気がして嬉しくなってラーメン屋に寄って帰った。

その日に眼鏡のフレームが壊れたので次の日新しいのと取り換えてもらった。
いつからこうなったのか忘れたけど移動中と食事中は眼鏡を外すのが癖になっていて、その間眼鏡は服のポケットに直で入れてたり、どっかに放り投げたりしている。
これがすぐ歪んだり折れたりする原因なんだろうか。
新しいフレームは前のよりべっ甲柄がガンガン出ていていい感じです。

 

金曜日に私が行ったラーメン屋はかつて東京でいちばん行列のできる店だったことを、月曜日に部長が教えてくれた。
「一人で行ったの?」「はい」「素敵」
「何グラム?」「並で450グラムです」「結構多いと思うんだけど、軽く食べられそうな顔してるよね」「おいしかったです」
という会話をした。

コンタクトレンズを付けていることに対して、いまだに当事者意識が薄くて、こんなにデカいふにゃふにゃしてる板みたいなものを目の中に入れるなんて生体医学的に狂ってるだろと思う。
まあいつかは何も考えずに装着できているようになっていると思うし、もしできなくても新しい眼鏡は気に入っているからそれでいい。
しばらくはぎゃーぎゃー喚きながらがんばってトライし続けるつもりです。