観に行った展示たち、2

後半、6月以降のもの。

 

  1. VOLEZ VOGUEZ VOYAGEZ 旅するルイ・ヴィトン
    紀尾井町特設会場、6/4

    f:id:neovillage:20160604140109j:plain
    これは素晴らしい展示だった、まず無料である。
    トランクがメインの展示物で、その一つ一つの見せ方が非常に凝っていた。展示するからというのもあるんだろうが、元々のルイ・ヴィトンの仕事ぶりが非常に凝ったものだったんだと思うし、そう思わざるを得なかった。
    アイテムを使用する人の生活やその空間にぴったりと沿うような、しかしルイ・ヴィトンであるという強い雰囲気を持ったアイテムばかりだった。
    それは他のデザイナーとコラボレーションしても変わらず、むしろルイ・ヴィトンの存在感をますます強めるようだった。

  2. 村上春樹イラストレーター ちひろ美術館・東京、6/11

    f:id:neovillage:20160611130004j:plain
    ちひろ美術館はじめて。
    絵の下に棚があり、そこに実際の挿絵がなされた本が置いてあった。
    イラストレーターと村上春樹の本に、同時に興味が持てるような展示だった。美術館の雰囲気も非常にやわらかくてやさしい。
    安西水丸和田誠、ワイルドでいいなあ。

  3. 鏡の魔力/若き日の雪舟 根津美術館、6/25
    ここもはじめて。
    鏡、古代のまじないや祈りの意味が強く込められた時代のもの。
    子孫繁栄、息災?を願うとき、それぞれのモチーフが出てきて興味深かった。葡萄とか、なんだかわからない獣とか。
    雪舟は…、あれだな、本人の絵だよって言われてから見るから本人のものだと思うだけで、実際何も知らずに見たとしたら、同一人物だと確証がもてるまで時間がかかるかしら。若い時の雪舟の絵も、あんま変わらないなって思ったけど。
    水墨画だから難しいかもしれないな。

  4. 大妖怪展 江戸東京博物館、7/18
    ほぼ何も観てない。ごめんと言うしかない。
    人でごった返した美術館、最近容赦なくすっ飛ばしてしまうので、あんまり意味がない。日時をよく考えるのと、+なにか対処が必要だと思うんだけど答えがまだ出ない。きっと心構えのようなものなんだろうが。

  5. ルノワール展 国立新美術館、7/24

    f:id:neovillage:20160724105224j:plain
    混んでた。
    この絵、非常に大きい。大きい絵の前にじっと立っていると神聖な気分になってくる。宗教画が盛んな地域だからそういう狙いもあんのかな?
    子どもの絵が多かった。ほっぺさわりたいな。子どもに限らず女性たちも肌が白く、ふくよかで、柔和な目つきをしていた。

  6. ポンピドゥー・センター傑作展 東京都美術館、8/6
    1年1作家1作品、という縛りでの展示は結構新しいのでは。1906-1977の71年間で作家が一人もかぶらないのはすごい。
    ル・コルビュジェが絵も描いていたとは。しかも独特な、うまい絵。
    かなりサクサク観れた。

  7. 木々との対話―再生をめぐる5つの風景 日付同上

    f:id:neovillage:20160806155729j:plain
    これ木を削ってつくってんのよ。すごいねえ。
    正直なところ彼らが木を使って何を表現したかったのか自分にはあまり理解できず…。

  8. d design travel 愛知展 渋谷ヒカリエ d47 MUSIUM、8/4

    f:id:neovillage:20160807181937j:plain
    愛知定食。
    これ毎号発行のたびに開催しているようだ。また行きたい。


    以上。
    2016年に入って合計19の展示を観に行った。
    今後はもうすこし展示を観に行く意味と目的を考えていきたい。なんだか今のままでは観たものが血肉となって残らないような気がしている。