部署異動

 

というわけで丸4年所属した部署から離れることになった。

 

予兆

全然なかったよ!
なぜなら今までいた部署は私が一番年下、勤務年数も下から2番目だったし、この部署は10年選手になるまで居座らされることで有名だったからだ。
役員が変わってローテーションの方針も様変わりしたようだ。

 

反応

昼食後、課長に部署裏の作業部屋に呼び出された。
前日休んだので怒られんのかな・・・と恐る恐る行ったら異動の知らせだった。
無表情で「はい」とクールに一言だけ返事したけど、その後は鼓動がずっとバクバクしていた。

このタイミングで話があったことは結構ラッキーだと思っている。業務で気が滅入ることが多かったからな。運が良くて、なりたくてなった職業なのに、仕事がいまだにうまく流せないよとか、事務屋ぜんぜん向いてないよとか、毎日考えていた。
こんな捉え方をしてはきっと叱られるんだろうが、気分転換の作用があった。

異動のお知らせは職場でバズりやすいニュースなので、みんな声かけてくれた。そのほとんどが「若手のうちにいろんな業務やってみたほうがいいよ」という前向きな言葉だったのでありがたかった。あとはまあ変な話、みんな私のこと認識してくれていてすごいと思った。それなりにしごとしてたのかな。そういうことではないか。

異動先の人も歓迎してくれた。

 

異動

発表が22日、着任が翌月4日だった。
実質10日間で新しい人に引き継ぎと自分の新しい業務の引き継ぎと片付けのすべてができるわけないから、とりあえず申し訳程度のマニュアルを作成して、あとは片付けだけやった。片付けというのは書類をシュレッダーにかけることを指す。

段ボール2箱と紙袋1枚、2往復だけですべての荷物を運び終えた。やってみるとあっけないものだ。

 

辞令

呼ばれたら返事して、真ん中を通って役員に一礼、辞令を受け取って一礼、一歩下がってまた一礼、外回りで席に戻る。

 

着任

法人部署からいわゆる現場と呼ばれる部署に配属されたのでぜんぜん違う世界だ。カルチャーショックのようなものを感じる。

さっき書いた「気分転換」は、当たり前だが今だけのことで、根本的な意識の問題は異動したことそれだけでは解消されない。

異動先では私がまだ仕事がヘタだということがバレていないようだ。あはは!

 

あははじゃあないんだよ。がんばれよ。