「ZAKKIES」と冠したブログでわざわざ雑記タイトルの雑記書く?と思ったけど、たいしたタイトル思いつかん。
・TV観るようになった
模様替えしてから、TV観る頻度が高くなった。
いつも朝の出勤準備のときにニュースつけてるだけだったけど、これでさんざん撮り溜めてたやつ消化できる。
「ねこねこ日本史」が好き。
・児童書を買った
小学生の頃に読んだ本をもう一度読みたくて、でもタイトルも作者も思い出せなくて、図書館や書店や国会図書館データベースで探しても見つからなくて、最後の手段で児童書スレに投稿したら30分で答えが返ってきた
— 紋 (@neovillla) 2019年8月5日
『ビターチョコレート』さ・え・ら書房
ミリアム・プレスラー作、中野京子訳、吉川聡子装画
太っている自分が嫌いでダイエットを繰り返し、そのたびに失敗して過食症に走る少女エーファの話。
これは1980年にドイツで書かれた本だけど、自分の見た目を気にして激しいダイエットをしたり、摂食障害に陥る子っていつの時代もいるよなあ、そうだよな。
とにかく自分に自信がない、こんな見た目だから人に笑われたり嫌われたりされると感じる。
私もかつて恋人に「また太ったね」「156cmなら43kgまで許す、それを超えたら別れる」などと言われてたいした食事をとれなくなった、あいつは早くくたばれマジで。周りの目がつらく、下ばかり見て歩き、とにかく自己否定で苦しい日々を過ごしたことがあった。
そこから立ち直るのはとても難しかった。
いつだったかげっそり痩せて帰省した私を見て母親が泣いて、それで初めて「あっ、これはよくない」と気付いたような気がする。
エーファも友人や母親との会話を通してありのままの自分をだんだん受け入れていく描写があって、視野が狭くなってしまったときの周囲の人たちの協力ってかなり大切だなとわかる。たとえ自分がそれを望んでいなくても。
『優等生 いつか本当に泣ける日まで』ポプラ社
松村美樹子作、一色みな子絵
成績がよく責任感の強い優等生の悠子(左)が、人並みよりちょっと下のところにいる、のんびりしてて喜怒哀楽に乏しく何考えてるかいまいちわからない風花(右)と出会って少しずつ変わっていく話。
悠子が風花と仲良くなり始めたとき、「風花を守りたい」という気持ちが強かったけど、ある出来事を通してそれは自分のエゴだったということに気づく描写が自分の経験とまるまる重なり、少しつらかった。
「〜してあげたい」という気持ちは善意でも、その時点で対等な関係とは思ってないよね、という。
本当の友達とはどっちか一方がもう一方を守ることじゃない、お互いに自立しながら支え合う様子がよかった。そういう関係がいいよね誰ともさ。
児童書を入手したとき「これは子どもたちのために残しておくべきだったのではないか」という罪悪感が結構あった。
就活中に幼児退行もどきで図書館や書店の児童書コーナーをふらふらしていた時期があって、「就職してお金に余裕が持てたら寺村輝雄の『わかったさん』『こまったさん』シリーズを集めよう」と決めてがんばってきたけど、今後は児童書買うの控えようと思った。
ほとんど児童書の話になってしまった。本当は玄米を食べ始めた話とかしたかったのに…。まあいいか。