時間をかける

新潮文庫の夏特装カバーが好きで、気になったのがあったら買っている。
今年(毎年買ってるわけではない)は村上春樹の『東京奇譚集』を買った。

本って気になってる時間が新鮮なうちに読み切らないとぜんぜん読めない、ということに最近気付いて、毎晩ヒプマイARBやる前に時間つくって読んでた。ヒプマイARB先にやると読まなくなるから。

結果としては2日間で読み終わった。短編集だしね。ハナレイ・ベイってこれに入ってたんだね。
偶然の旅人、品川猿が面白かった。

 

 

三浦春馬さんのことが正直まだ重く残っていて、別にファンというわけでもなかったのになぜだろう?と思ったり、曲を聞いて歌うめーなと思ったり、手当たり次第に記事を読んでは自己嫌悪に陥ったりしている。

別に真実とか知りたくない、ストーリーをでっち上げたくないし、わからないものはわからないままにしておきたい、でも感情の行きどころがない、とふらふらしていたときにたまたま『東京奇譚集』を読んだ。

いろんな欠落を抱えながら人生はそのまま続いていくな、と当たり前のことを確認した。わたしの人生だけではなく、欠落したものの人生も。
感情の行きどころなんかそもそも存在しないのかもな。
なんなら毎年1月15日に考えていることだったわこれ。なんで同じことで悩んでんだろうか。やっぱり少なからずショック受けたってことなんだろうし、その都度考え直す時間が必要ということでもあるんだろう。

 

 

沖縄がいよいよやばい。いっそのこと仕事辞めて帰ってそのまま家族と過ごしたい。
とか言いつつ、実際そうしたら後悔するんだろうな、俺は八方美人で中途半端な人間だから…………
今の職場が完全在宅勤務OKになったら(絶対にできない、断言できる)、割と迷わず沖縄に行くだろうなとは思う。

 

うーん困った。困ってない。