療養に関する雑記録

自律神経失調症適応障害の流れで2ヶ月半ほど仕事を休んだ。
簡単なメモ。


自律神経失調症(2020.10〜2022.1)
いろいろあって(本当にいろいろあった)自暴自棄になり、不眠になり、集中力が落ち、業務に支障をきたした。
2021年春頃は毎日通勤電車で泣いていた。マスクと眼鏡のおかげでバレなかったと思う。
部署内の人間関係が悪化したが、症状のせいにしたくなかったので何も言わずにいたら余計悪くなった。
産業医面談をし、自力でクリニックを探し、睡眠導入剤抗不安薬をもらう。
職場の御手洗の洗面台が異様に綺麗に見える。
2021年9月下旬に2週間休む。鳥取と京都に行く。
睡眠導入剤があまり効かなかった。


適応障害(2022.1〜)
診断名が変わったものの、症状はほぼ同じ。
徹夜で朝まで過ごす→午前6時に20分ランニング→出勤→徹夜、のルーティン。
頭痛と耳鳴りが酷くなる。
職場の人間関係がこじれて出勤できなくなる。
「今日は行けなかった、明日がんばろう」が1週間続き、医者に相談したところ診断が下りる。引き継ぎする余裕もなく速攻休み。
メールで簡単に業務依頼をし、同僚に最低限の連絡をして、業務に関する通知を切った。
身体が疲れやすくなる。外出した日の翌日はほとんど寝て過ごす。
やりたいことが思いつけず、喫茶店で茫然とする時間が多かった気がする。
薬の効果を実感できるようになったものの、今度は薬が減るのがこわくなり飲めなくなる。一マス進んでニマス戻る。
髪をブリーチ。似合わなかったが満足。
福岡に1泊。
LEGO漢検

療養期間最後あたりはずっと「この期間が終わったら自分はもっとおもろい人間になれる」みたいなことを考えていた。


職場復帰(2022.4)
4月1日に復帰。
教員も同僚も優しかった。教員はあっさりした感じで接してくれてありがたかった。
周りの反応を見て、「自分の仕事のやり方ってそんなに悪くなかったんだな」と思えた。
部署の雰囲気は自分が休みに入る前より更に悪化していた。

復帰2日目で体調を崩して3日間休む。夢の中でも耳鳴りが聞こえる。上司と面談。
その後は今に至るまでなんとか出勤できている。
投薬と通院は続くのでまだ治ってはいないんだろうけど、一応出勤できるまでには回復した。

なんか復帰したら復帰したで、新しい問題に直面してて結構悩んでしまうのだが、今後はうまく他人に投げていきたい。

 

読んだ本
安部公房砂の女』『箱男』『無関係な死・時の崖』『笑う月』(これはお気に入りになった)すべて新潮文庫
ジュンパ・ラヒリ小川高義訳)『停電の夜に』新潮文庫
村上春樹『女のいない男たち』文春文庫
野矢茂樹(文)・植田真(絵)『はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内』PHP文庫
外山滋比古『思考の整理学』ちくま文庫
陶公房編集部編『やきもの文様事典』誠文堂新光社