今年行った展示(後半・復職後)

18. 沖縄復帰50年記念特別展 琉球 - 東京国立博物館、6/15
2022年は本土復帰して50年目ということで、関連展示が多かった。紅型とか綺麗だったな〜。と書いて、服飾展示が好きだということに今気づいた。

19. ボテロ展 ふくよかな魔法 - Bunkamuraザ・ミュージアム、6/16

カラフルな色彩に膨れた体と真顔加減が、コミカルにも悲哀にも見える不思議。
コロンビアの歴史のもの悲しさが沖縄のそれとちょっと重なった。

20. 企画展 沖縄復帰50年と1972/近代日本のメディアに見る怪異 - ニュースパーク(日本新聞博物館)、7/3

沖縄県出身で浮世絵好きな人間である俺得な二本立ての展示。
浮世絵のほうは妖怪捕獲や西南戦争日露戦争時に起こった奇怪なできごとを報じた当時の新聞が読める。
沖縄のほうは、復帰前夜〜現代までの新聞報道がずらっと。沖縄タイムス琉球新報の成立の過程もわかる。
復帰当日の、いろいろな懸念を残したまま幕が開けてしまう感じ、あの雰囲気が50年経った今でも続いている。

21. 日本語の歴史展 - 東洋文庫ミュージアム、8/22

22. 植芝盛平記念館(和歌山県田辺市)、10/16

和歌山県に旅行に行ったときにその日の思いつきとノリで行った。合気道の開祖である植芝盛平の生涯。バーチャル合気道足さばき体験ができる。おすすめ。

23. イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき - Bunkamuraザ・ミュージアム、10/24
見せ方がいいなと思った。ガラスの影がきれいだった。

24. ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 - 国立西洋美術館、11/9

25. 展覧会 岡本太郎 - 東京都美術館、11/9

24と25ははしごして行った。岡本太郎は立体作品がやっぱすげーと思ったな。なんらかの強い感情を持って帰らざるを得ない。

26. 闇と光—清親・安治・柳村 - 太田記念美術館、11/22

ポスターは男二人が月を見つめる謎めいた絵。闇と光のコントラストがドラマの装置になる。

27. スモールワールズTOKYO、11/27
有明にあるミニチュア展示。小さくてすごい。セーラームーンエヴァンゲリオンとのコラボ展示があった。あと有明は人がいなさすぎて怖い。

28. 横浜開港資料館、12/10

29. 雄飛ふたたび 沖縄移民の歴史とウチナーンチュの絆 - 海外移住資料館、12/10
28と29は学生の研修引率で横浜に行ったときにルートに入ってたので、自分も見せてもらった。

30. クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ - 東京都現代美術館、12/22

展示の仕方がとにかくすごい。ディオールに興味ない人でも観てほしい。
ディオールの歴代デザイナーの個性も簡潔に説明されている。観覧者全員テンション上がっているのがわかる。

31. コレクションを巻き戻す 2nd - 東京都現代美術館、12/22

こっちはコレクション展示。当美術館の歴史も含めた時代の記録。
なんかそういう予感があったので入ったのだが、やはり田部光子の作品があった。3月に福岡で田部光子のことを初めて知ったときは、結構つらかったのだが、この日に改めて観たら結構すんなり受け入れられた。この一年で私の精神が少しは良くなったのだと実感できた展示だった。


以上31展示。30超えは初では。休職中の異常行動のおかげで例年よりだいぶ増えた(復職後の9ヶ月間より休職中の2ヶ月のほうが多かった)。
田部光子ではじまり田部光子で終わったのは、端的に自分の一年をあらわしているなと思った。あと旅先で展示を観る機会が多かったな。
今年は浮世絵あんまり観てないな。いろいろ見逃してしまった。