自己経過観察

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休養期間の半分が過ぎた。
いろいろジタバタしている。山登ったり整骨院行ったり、友人に話聞いてもらったり・・・


「休養明けに戻りやすいように」という上司の配慮により、部署の同僚には理由をぼかして休んでいるが、それでもいろいろ探られた。はぐらかそうとすると嘘に嘘を重ねる形になってつらかったな。と言いつつ来月も休むし開き直ったほうがよい。
本音を言えば「あなたが私をこうさせたんだ」と怒りをぶつけてしまいたい相手もいる。
だからこそ上司の配慮は正しいと思う。
いまは職場内チャットの通知をオフにして、メールも一切見ないようにと指示されているのでそうしている。


完治させるぞ!と意気込んで休んでるわけじゃない(そう思おうとすると義務感や焦りが出て悪化しそうだ)し、そもそも劇的な改善を期待していないから相変わらずメンタルは暗いままで、朝方とか本当にどうしようもなくつらいのだが、
振り返って「去年の10月から症状が出ていたんだな」といまになって認識できるように、もっと後になって「あの時ジタバタしてたな〜」と懐かしく感じられる日がそのうち来るだろう。


ところで、今回の休養においては、職場の後輩(親しいが事情を知らない)に「よくわからんけど大変そうですね、でもメンタル強いから闇堕ちしなそうですね」と言われたり、事情を話した友人にも「全然そんな風には見えなかった」と言われたりした。
対外的には適切に振る舞えているということなんだろうか?
こう言われて傷ついた、というわけではなく褒め言葉として受け取っているが、一方でやっぱり自分はプライドが高くて見栄を張りがちなんだな・・・とも思った。
だから内心とのギャップに焦ってずっこけたりするんだな。



仕事を数週間休むことになった

クリニックで二度目の診察。
「こないだよりだいぶ健康そうになったね、初診の時はもっと疲れはてた顔してたからね」とのこと。


睡眠がうまくできれば、気分の沈みも連動して改善されていくのだろうが、難しい。
毎日朝6時に寝て8時に起きてる。なぜ!
こないだ睡眠5時間半で安定したって話書いたけど、2ヶ月ほどで狂ってしまった。
それにしても下手すぎる。
ナノブロック作品を無限に増やしていくわけにもいかないのでちょっと悩んでる。

マーライオン作ったら割と達成感あった

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これLEDライトで7色くらいに変化する。シュールな感じでおもしろい。


診断書とって休むっつっても有休消化なので、あまり長くとるのは・・・と躊躇してしまった。
まあとりあえず休み開始まで数日あるから、それまでに残りの業務潰してペア組んでる後輩にマジですみません!マジですみませんがよろしくって伝えてひっそり消えよう。


近況

上司に行け行け言われてたけど数ヶ月シカトしてた産業医との面談を先月行い、そこで「心療内科行ってこい」と言われたので今日行ったら、自律神経失調症の疑いがあるねとのことだった。
ネガティヴ・ダイアリーに箔がついたな。

薬もらったけど最初は休日の前の日に飲んでね、とのことだったので月曜日までおあずけ。

最初さ、産業医に話すために台本というか話すことメモをつくって行ったのに全然しゃべれなくて、これだから面談は嫌なんよと思った。「自分の話をする」のに強い苦手意識があって、それだけでストレスになってしまう。今回はつっかからないように会話のイメトレをして臨んで、そこそこじょうずに話せたんだけど、なんかまあ、そういう性格だからこうなるんだろうなあ。


( ˘-˘ )


お花でも見るか・・・

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紫陽花ってマジでいいですよね、めっちゃ好き
花言葉が「心変わり」「冷たい人」なのも好き、ウチは梅雨の時期に生まれた冷たい人間やさかい・・・



どうしても家でメソメソしてしまう、今までは感情に委ねてダラダラやってたけどちょっと抵抗してみようと思って、とりあえずナノブロックをやった。

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梅の季節に首里城を訪れたラッキーちゃん

ナノブロック良くて、指先に集中することができる。悩みは消えないしメソメソしながら組み立てるんだけど、気が紛れるだけでも自分には必要な時間で、かなりいいなと思った。


5月23日

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祖母が他界したのでしばらく静かに過ごしていた。

沖縄県にも緊急事態宣言が発令されたため、葬儀への出席はしなかった。とりあえず日程を教えてもらって、家族の状態を心配しつつなんもできない日々を送った。
上司に「葬儀には出席できないが喪に服す時間がほしい」と正直に相談したら、忌引を認めてくれてありがたかった。

しかし半年に一度、帰省するたびに必ず会いに行っていたのに、最後の別れが叶わないなんてことあるかよ〜。やるせない。
もちろん東京で生活することを決めたときに、家族や親戚を看取れないことの覚悟はしていたけど、その原因が感染症の蔓延とは思いもよらなかった。。
祖母の死を受け入れられたのかどうか、自分で判断がつかない。いつか(いつになる?)沖縄に帰った日にわかるだろうか。政府や都のお願いをお利口にきく自分に腹が立つ。しかし実際に私が引き金になって感染を拡大させる恐れがあるし、かかりたくないし、と思うと「自分も行きたい」とはとても言えなかった。
法事は滞りなく終了したという連絡があって、それで少しほっとした。


祖母は那覇市の公設市場につながる通りで服を売っていた。上の写真は数年前、店の中から撮ったもの。
小さい頃はよく祖母が働いてる時間に遊びに行き、商店街仲間のおばちゃんたちからお菓子をもらうなどしていた。

私が最後に会ったのは2020年の正月で、祖父母家で食事をしたんだった。でもどういう会話をしたかおぼろげだ。私の名を呼び、それからなんて言ったんだっけ?記憶はどんどん薄れる。
思えば全然ぼけなくて凄かったな。90歳で逝ったのだが。


祖父母家から帰るときはいつも、「これが最後かもしれないから、ハグしよう」と言って、玄関でハグする習慣がついてから5年。
入院し、孫の代まで全員病院に呼んで、最後のスピーチをし、みんなで泣いた。
あれから3年。がんばったね。

美術館はしご(緊急事態宣言前日)

江戸の敗者たち - 太田記念美術館

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やべえ絶対混むから早く行かなきゃ!と思って11時半前に行ったら結構空いていた。1時間程度で観終わったころには原宿全体の人が増えていた。
源平合戦本能寺の変上野戦争とよく題材になる戦いから、桃太郎と金太郎のほほえましい決闘(?)、吉原(みたいな風俗街)に行こうかどうか迷う男の心の葛藤、のようなテーマまで。
合戦絵って構図がおおむね決まっているので似たような絵が並ぶんだけど、「敗者」をテーマにするとそれぞれの物語に着目することになり、言いようのない淋しさやはかなさが浮かび上がってくる。
日本史勉強したらもっと楽しく観れると思う(浮世絵を見始めて10年経つが日本史まったく詳しくない)。
ところで「織田信長に虐げられる悲劇のヒーロー明智光秀」という人物像って近年出てきた考えなのかと思ってたら、江戸時代の時点ですでに描かれているとのこと。「中村吉右衛門の馬だらひ光秀」(名取春仙、これは大正時代の作品)がよい作品だった。恨みのこもった顔のアップ。
あっ、あと蘇我入鹿を描いた作品もめちゃくちゃよかったんだった。悪い顔ってあんな顔だよなと思う(豊原国周「五代目大谷友右衛門の入鹿大臣」)。
併設されているかまわぬショップにて手ぬぐいのシロツメクサ柄ブックカバーと紫陽花柄のハンカチ買った。


ミュシャ グラフィック・バラエティ - うらわ美術館

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1月に芳年展行ったときの半券を利用してリピーター割引にしてもらった。
うらわ美術館これで2回目なんだけど、入口の雰囲気からは想像できない奥行きがあり作品点が多い。
ミュシャが目指した「大衆のための芸術」はどのように実現されていったか、その実績や成果がよくわかる。ミュシャ展前行ったのいつだっけ?と思ったら2017年だった…

neovillage.hatenablog.jpこの時はスラヴ叙事詩がメインだったのだが、今回はポスターや出版物の挿絵、レストランのメニュー表やお菓子のパッケージ、果ては切手、保険証書に至るまで、市民の生活に浸透したミュシャの絵が多く見られる。
ある程度実績積んだ後にアメリカに渡ってお金を貯め、すっぱり撤退してチェコに帰ってスラヴ叙事詩の制作に専念する、という生き方はまじでカッケー。才能というよりは故郷への思い、情熱の総量がすごいという印象を受けた。
さまざまなモチーフが収録されている冊子『装飾資料集』『装飾人物集』を見ていると、読者に「見て学べ」とでも言っているかのように淡々とデッサンを描き続けるところが北斎漫画に通じるものがあるなと思った。
ところで展示では「ミュシャ(ムハ)」と記載されており、何かなと思ったら、ムハはチェコでの発音ということらしい。
ということで1時間半たっぷり堪能し、明日は外出しなくていいように少し食料を多めに買って帰宅。


明日から緊急事態宣言が発令されるため臨時休館のお知らせが一斉に出た。こんないつもの休日も簡単に禁止されてしまう私たちの生活っていったいなんなんだろう。
誰が誰を見下しているか、そして私自身が誰を見下し、誰に見下されているか、ということがよくわかった1年だったし、これからも身に沁みて感じることが多くあるだろう。

雑談

仕事をめちゃくちゃ省電力モードでやってる。もう…愛想とか…よくなくて大丈夫かな?という心配すらしなくなった。でも態度が冷淡すぎると同僚に注意される(された)。マスクで顔を隠してなかったら冷淡さがより際立つからマスクしててよかったと思った。愛想笑いするときも、マスクがあるおかげで口角を上げる必要がなくなったから目をギュって細めるだけで済ましている。絶対にバレていると思うが。愛想ってあたらしい名前図鑑に載っててもおかしくなさそうな文字列だね。そう思いませんか?

春だったね

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そういえばNIKEの筋トレアプリ今も続けていて、ワークアウト回数100超えた。継続期間半年くらい。えらすぎるう・・・
ワークアウト中にトレーナーの指示が流れる設定にしてるんだけど、マジきつい時に「頑張ってください、ここからが勝負です」「集中して」みたいな声が飛んできて、それがなぜか面白く感じてギャハハハ!って笑ってしまうから余計きつくなる。
それはそれとして最近朝食取る代わりに昼食を抜くことにしたら体重減りまして、そうなんだと思いました。筋トレで基礎代謝増やした上で一回の食事量を減らせばスピリチュアルな体つきになれるはず。


前の帰省から1年以上経過してしまって方言を忘れてしまいそうでこわい。職場でゴリゴリの沖縄方言で喋ったら皆は何も言わずに受け入れてくれるだろうか?という妄想をよくするが、私は標準語話者と話すときは標準語のスイッチがちゃんと入るように訓練されたロボットのため実際に方言を口に出すことはない。


美術館は今年に入って3つの展示を観た(芳年、吉田博、筆魂)。行きたい展示が来週から始まるので楽しみ。
冬〜春は本当に動けなくて、休日はほとんど夕方まで寝ていた。寝るから寝てしまうんだとわかって、睡眠時間を半ばむりやり減らしたら日中出かけられるようになった。
と言っても駅前のカフェで読書して帰るだけで精一杯なのだが、積ん読の山が低くなっていくのは快感だ。
今年はどこそこに行ってこういうことをした、と気兼ねなく言えるような年になればいいと思ってたんだけど、もう雲行きがあやしくなっているな。

近況(睡眠について)

最近は夕飯直後に1時間寝て、日付越えたあたりで入浴し、髪が乾くまでヒプマイARBやって、そのあと空白の時間があり、4時半くらいで眠りに落ち、8時に起きる、というサイクルでやっている。
休日は11時頃に起きてる。だめな日は16時まで寝てる。

iPhoneで勝手にとられる記録によると、5時間半の睡眠時間を確保すれば日中うとうとせずに済むっぽい。短い気がするけど、自分に合ってるならそれでいいや、どうせいくら寝ても寝足りなく感じるし……

長年使ってた枕の枕カバーが強風で飛ばされてしまい、どうせならと思って今年から枕をIKEAの1,500円くらいのやつに買い替えたら寝付きがあからさまに良くなりびっくりした。小さい頃から寝付きの悪さに悩んできたのでかなり助かってる。バスタオルもIKEAにした。



ところでこれは2020年春の睡眠の様子です。

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このブログ書こうと思って睡眠記録見返してたらこれが出てきてこわかった。

これは先月。

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いやあ、安定してほんとうによかった。