漢検準一級に落ちたので振り返り

6月に受けた漢検の結果が来ました。

あと11点!
元々複数回受けるつもりで臨んだからいいっちゃいいんだけど、初回でこれだけ取れるんならもっとがんばれたんじゃね。。


勉強のしかた
まず問題集を一冊買って、それを延々解いた。

これ実践形式で18回分ある。
キモい図解見て


一回解いて採点後すぐもう一回解く →  それを三回分 →  第一回〜第三回まで通しで解く を1セットとして、5セット繰り返し、最後に第一回から第一五回までぶっ通しで解いて終わり(第一八回までいかなかった…)
ゼロ知識で始めたから、はじめは200点満点中50点とかだった。
繰り返し解いてやっと100点超えたのが勉強開始から3ヶ月後くらい。
 

ほんで当日の朝にこれやった

解答用紙を点線で切り取る方式ということを事前に知ったので、本番でテンパらないように買った。
そしたらここで解いた問題が本番で出た。。進研ゼミかと思った
進研ゼミのあの販促漫画って今でもあるんかな。


勉強はQuizKnockの動画流しながらやった。


www.youtube.com


この動画シリーズは 25分集中→5分休憩→25分集中 の形式なんだけど、自分はあまり気にせずやってた。
動画流しっぱなしにしてるとダレてもスマホ触ることがなくなるし、時間の目安もつくし、適度な環境音もあるしでかなり役立った。



試験当日〜試験後
午後3時半からと遅い時間だったのでちょっと気楽だった。

試験会場までの道のりや会場の雰囲気は好きなんだけど、試験後にめちゃくちゃナーバスになって(どんな試験でも自分はそうなってしまう)、
姉に「不安だ、結果が出るのがつらい、友人に話したら『大丈夫だよ〜』とか言われるけど自分のこの不安な思いが本物であることを示すためにむしろ不合格になっていてほしい」などと話したら「ちょっとおかしいから落ち着け」となだめられました。


感想 よかったこと、足りなかったこと
・知らん文字、知らん読み、知らん意味の漢字がどんどん出てくる。四字熟語とか故事成語とかが特にやばい。日常で使いどころはないだろうけど、面白い。
準一級で有名な単語だと「石鹼」とか「蕎麦」とか書かされる。

・問題集で解いたところは確実に書けた

・知らん言葉だったけど推測して書いたのが一問だけ当たった

・勉強期間は丸4ヶ月あったけど、体調不良が多くあまり手につかなかった。特に4月の復職以降は著しく勉強頻度が減ったので、せめて土日のどちらか1日はやろうと思って取り組んでいたが、もうちょっと追い込みたかった。


次回は10月なんだけど仕事で受検できないのが確定しているので、来年の2月に再度受けます。次で受かったらうれしい。がんばるぞ〜。

療養に関する雑記録

自律神経失調症適応障害の流れで2ヶ月半ほど仕事を休んだ。
簡単なメモ。


自律神経失調症(2020.10〜2022.1)
いろいろあって(本当にいろいろあった)自暴自棄になり、不眠になり、集中力が落ち、業務に支障をきたした。
2021年春頃は毎日通勤電車で泣いていた。マスクと眼鏡のおかげでバレなかったと思う。
部署内の人間関係が悪化したが、症状のせいにしたくなかったので何も言わずにいたら余計悪くなった。
産業医面談をし、自力でクリニックを探し、睡眠導入剤抗不安薬をもらう。
職場の御手洗の洗面台が異様に綺麗に見える。
2021年9月下旬に2週間休む。鳥取と京都に行く。
睡眠導入剤があまり効かなかった。


適応障害(2022.1〜)
診断名が変わったものの、症状はほぼ同じ。
徹夜で朝まで過ごす→午前6時に20分ランニング→出勤→徹夜、のルーティン。
頭痛と耳鳴りが酷くなる。
職場の人間関係がこじれて出勤できなくなる。
「今日は行けなかった、明日がんばろう」が1週間続き、医者に相談したところ診断が下りる。引き継ぎする余裕もなく速攻休み。
メールで簡単に業務依頼をし、同僚に最低限の連絡をして、業務に関する通知を切った。
身体が疲れやすくなる。外出した日の翌日はほとんど寝て過ごす。
やりたいことが思いつけず、喫茶店で茫然とする時間が多かった気がする。
薬の効果を実感できるようになったものの、今度は薬が減るのがこわくなり飲めなくなる。一マス進んでニマス戻る。
髪をブリーチ。似合わなかったが満足。
福岡に1泊。
LEGO漢検

療養期間最後あたりはずっと「この期間が終わったら自分はもっとおもろい人間になれる」みたいなことを考えていた。


職場復帰(2022.4)
4月1日に復帰。
教員も同僚も優しかった。教員はあっさりした感じで接してくれてありがたかった。
周りの反応を見て、「自分の仕事のやり方ってそんなに悪くなかったんだな」と思えた。
部署の雰囲気は自分が休みに入る前より更に悪化していた。

復帰2日目で体調を崩して3日間休む。夢の中でも耳鳴りが聞こえる。上司と面談。
その後は今に至るまでなんとか出勤できている。
投薬と通院は続くのでまだ治ってはいないんだろうけど、一応出勤できるまでには回復した。

なんか復帰したら復帰したで、新しい問題に直面してて結構悩んでしまうのだが、今後はうまく他人に投げていきたい。

 

読んだ本
安部公房砂の女』『箱男』『無関係な死・時の崖』『笑う月』(これはお気に入りになった)すべて新潮文庫
ジュンパ・ラヒリ小川高義訳)『停電の夜に』新潮文庫
村上春樹『女のいない男たち』文春文庫
野矢茂樹(文)・植田真(絵)『はじめて考えるときのように 「わかる」ための哲学的道案内』PHP文庫
外山滋比古『思考の整理学』ちくま文庫
陶公房編集部編『やきもの文様事典』誠文堂新光社

近況(つくったものとその感想)

前回のブログ暗すぎた!
ちゃんと夜中に書いて一回寝かせて明るい時間に推敲したというのに。
文体を一貫させようと意識してたらああなってしまった。実際彼女にあの質問された後に気まずくなるということもなかったし、最後ハグして帰ったし、なんか知らんけど梅ヶ枝餅おごってくれたし、いい人で楽しかったです。

彼女と別れた翌日は福岡市美術館福岡アジア美術館に行った。どっちも見応えある展示と構成と作品数だった。なのに入館料安過ぎる。。
内容はまた元気なときに書きます。


近況。
・つくったものその1(レゴ、ナノブロック)

左上から時計回りに、バラとチューリップ、レゴ人形3体、だるまと獅子舞、招き猫

あとトゥクトゥク🛺とカンガルー🦘もつくった。
レゴ人形は自分がつくったというかパーツを選んだ。ショップで好きな髪型/顔/上半身/下半身/持ち物、を選んで注文すると、10分くらいで店員さんが組み立ててくれる。
何も気にせず好きなパーツを選んだらみごとに全て寒色系の服装に…。

つくるの楽しいけど自宅にもう置くスペースないから、余裕のあるおうちにお邪魔してひたすらそこで組み立てて置いて帰るということをしたい。
大きい作品をつくりたくなるのは人間の性なのか。


・つくったものその2

上段:抹茶と練り切り、下段:食品サンプルのちらし寿司

どっちも同じ友人と一緒にやった。楽しい………。
練り切りは粘土遊びみたいなおもしろさがあった。あんを丸めて、ピンク色のあんを白あんでくるんでほんのり色出して、スティックや網で模様つけて。
つくるの10分、食べるの1分。
下段の左はいくらの食品サンプルで、これをはさみでひとつひとつ切ってく。
えびは真っ白の模型に刷毛で赤い蝋を塗ってった(蝋が高温+刷毛の使い方で色加減が変わるのでムズかった)。えびをこの体験の直前に食べたばかりだったのに、どんな模様だっけ?てなった。なんか米とかもね〜ボンドでツヤ出しと接着兼ねるとか細かい技があってめっちゃおもしろ体験だった。
にぎやかなソラマチで黙々取り組むシュールな30分だった。


・つくったものその3
iPhoneGarageBand というデフォルトアプリがあって、それで適当にビート組んでプリセットのメロディーを被せると音楽ができる。
4〜16小節のごくごく短いものを2,3曲つくった。ひとつだけ詩を考えて自分の声を吹き込んで加工したりした(何度も自分の幼稚な詩と声を聞く羽目になった)。
自分はメロディーラインを選んでるだけだしドラムとベースも簡単なのしかつくれないけど、もっと複雑にできたら楽しいと思う。


ブロック遊びは当初「余計なことを考えないようにする」目的で始めたんだけど、普通につくること自体が楽しいのでそろそろ趣味と呼んでもいい気がする。
でも当初の目的も一応果たせているように思う。

自分は元々マインドフルネス的思考に懐疑的で、「一旦抱えている悩みを置いて別のことに集中できたとして、それは本来の考えるべきことを後回しにしているだけ」という考えだった(この捻くれた思考はかなり自分らしい…)。
だから学生時代に『思考の整理学』とか読んでても、全然自分に適用できなかった。
でも実際にレゴとかいろいろやってると、

悩みごとA → 考える → 考える → 考える → 悩みごとA(まれに解決法)

だったのが

悩みごとA → なんらかの手作業 → 完成 → 達成感 → 悩みごとA'(まれに解決法)

みたいに、全然関係ない成功体験を挟むと、解決法がすんなり出てくるわけではないし本当にめちゃくちゃ少しだけだけど、悩みが楽観的な方向に変容している感触がある。
なんというか「考えごとを真正面から考える」より「頭の片隅で考えながらも全然別の楽しいことをやる」のほうが、導かれる解答もいいものになりそうだというのが、体で納得できつつある。
リフレッシュって結構本当に効果あるのかも。ずっと嘘だと思ってたよ。

まあ考え続けて凝り固まって自らがんじがらめになりにいく自分は正直嫌いじゃないから、はたから見たらかなり哀れだが、そうしたいときはそうしてる。



あなたはマイノリティなんですか?

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先日福岡に行った。

太宰府に行く電車を待っていると、女性が英語で「太宰府に行きたいんだけどこの路線で合っているか?」と話しかけてきた。「合ってますよ」と答えると、安心した様子で元々立っていた場所に戻っていった。
しかし電車に乗ると、不安になったのか、再び私の隣に来た。
自分も太宰府に行くから同じ駅で降りるよ、と言うと、「じゃあ今日一日一緒に福岡をまわろう!いいでしょ?」と言ってきたので、まあいっかと思ってそうすることになった。
私の返事を待たずに彼女は観光ルートを練り始めていた。

太宰府九州国立博物館大濠公園福岡城(閉門していたので周囲を散策した)の順にまわった。
後でわかったのだが彼女は中国の人で、基本的な会話は英語で行った。しかし私が聞き取れなかったり意味を理解できていない場合は、彼女が翻訳アプリで中国語を日本語に訳してくれた。
彼女は石碑に書かれた文字が好きらしく、よく写真を撮り、刻まれた文を私に音読させてはその意味を聞いた。ほとんどわからなかったので、Wikipediaで軽く調べては「こんな感じらしいよ」と適当に説明した。
歴史好きで、九州国立博物館でも熱心に解説してくれた。


博物館の展示を見終えて、昼食のうどんを食べているときに、タイトルの質問をされた。

「あなたはマイノリティなんですか?」

(※道中で自分の出身地が沖縄県であることを伝えていた)
なんでそんなこと聞くの?と抗議の意思を示そうかと思ったが、なぜこの質問が不快なのか自分でもわからなかったので、とりあえず質問の答えを考えた。私が黙り込んでいると、続けて彼女が言った。

「私は中国の漢民族で、中国には数十の民族が存在しているが、漢民族以外は皆マイノリティ(少数民族)だ。私は日本の民族は和族しか知らない。沖縄で育ったあなたはなんていう民族なの?」

なんと言えばいいのかわからなかった。
I'm from Okinawa, but I'm Japanese. とだけ答えたが、たぶん伝わっていない。

私は本土復帰後に生まれた。
そういう意味で、私は日本国の沖縄県民だ(った)と言えるけど、沖縄人や琉球民族と名乗るには抵抗がある。
これは県内でもさまざまな解釈がある。
私のアイデンティティを見つめることは、結局沖縄の政治を見つめることにつながる。
だから、覚悟のない私には、それが嫌な質問に聞こえたのだと思う。


彼女とは朝9時から夜8時前まで一緒に過ごした。
一人では行けないだろうと思えたところまで行けてすごく楽しかった。
最後までお互い名前も年齢も聞かなかった。
同じものを見て同じことを楽しめればそれで十分だった。

髪をブリーチし、伊万里焼を集め、漢検の勉強をしている

近況。

髪がかなり明るくなった。自分史上だと思う。
ブリーチをしたので時間が経てばもっと明るくなる。復職直前になったらまた暗くするから一ヶ月と少しの間だけだけど、(復職予定日に復職できるとは限らないけど)明るいベージュ色に前々からしてみたかったので楽しい。

休みが始まって、そういえば自分は伊万里焼とか鍋島焼が好きだったなと思い出し、1月末〜2月初めはそれ関係の美術館とお店を調べて行きまくった。

伊萬里焼の変遷と銘 - 栗田美術館(足利市)、1/28

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栗田美術館は敷地がかなり広い。窯もある。
これは美術館本館の入口前にある銘で、こんなに明確に個性を出している美術館も珍しい気がする。後述する戸栗美術館にも同じことを思ったが、美術品を、そのクオリティを損ねず集めることはたいへん難しいのだろうな。
館はとても静かで、私以外に一人しか訪問者がいなかった。展示は本館の他にも複数箇所あったが、時間の都合で全部は回りきれなかった。
あの静謐な空間はなかなか独特で、言葉に変換できない考えを巡らせながら展示品を眺めた。
伊万里・鍋島焼の歴史とその特徴、銘の種類、など基本的な情報を学んだ。

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喫茶室で伊万里焼を使用したコーヒーが飲める。美しい・・・


古伊万里幻獣大全展 - 戸栗美術館(渋谷区松濤)、2/2

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戸栗美術館も今回初めて行った。近くの松濤美術館は何回かあるんだけど。
こっちは龍、鳳凰、獅子、虎などの動物のモチーフに焦点をあてた展示で、動物に込められた意味や、同時に使われやすい植物の組み合わせなどを知った。
竹虎ってラーメン屋あったな〜とか思いながら見てた。

栗田美術館と戸栗美術館って名前似てるよね。どっちも創立者の名字なんだそう。


それでやっぱり綺麗だな〜なにか手元にあったらいいなと思い、調べたらちょうど開催していたテーブルウェアフェスティバルに行ったり、骨董屋に行ったり、近所の食器屋で適当にあたりつけて買ったりした。(伊万里っぽい模様だなと思って買って、後から窯を調べたらヒットした。すごくない?)

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買ったもの。可愛い!!!助けて・・・・・・
写真撮るとき小一時間くらいうっとりしてた。
ハマるとすぐ品のない集め方をしようとするからしばらく骨董屋は行かない。


あと漢検準一級の勉強を始めた。
いや3年前くらいからやりたいと思って参考書買ってたんだけど、あまり続かなかった。
今度こそはと思って、ちゃんと環境を整えたら今のところ毎日勉強できている。そうしたら書き順も知っておく必要が出てきて(書き順がわからないと上手く書けない)、準一級とかになるとそもそも知らない言葉ばかりなので、電子辞書を買った。


とりあえずこんな感じで、一応無事に過ごしている。

仕事をまたしばらく休むことになった

この最繁忙期に……。

neovillage.hatenablog.jp
結局このときは療養期間が終わってヌルリと復帰し、なにごともなかったかのように再び業務に取り組んでいた。


今月中旬から突然職場に行けなくなってしまった。
朝目が覚めてもどうしても起き上がれない状態が一週間続いたので、病院に行ったら「適応障害と判断して差し支えないのではないか」とのことだった。
診断結果を上司に報告し、翌日から休職に。

去年から、私って本当にメンタル不調なんだろうか、これが仮病じゃないとどうやって証明できるんだろう、とよく考えていたんだけど、
病院に通って薬を貰い、職場を欠席しまくり、管理職と何度も何度も話し合いを重ねていた最近の状況を振り返ると、まあ不調と言ってもいいんだろうな…。
自分で自分の状態を認めることがこんなに難しいとは。
ところで睡眠・感情・その他諸々を薬でコントロールする日が続くと、自然状態の自分っていったい何?ってなるね。

( ˇ-ˇ )暗・・・


職場は既に繁忙期に突入しており、ここから5月までは激務が続く。
こんな時期に申し訳ない、同僚に恨まれるな…と思うのと、体が動かないんだからもう仕方ない、ちょいちょい休んでもそれはそれで迷惑だし、と思うのと、同僚とのコミュニケーションを休職という形で強制的に取り上げてもらって助かった、と思うのと、まぁさまざまな感想がある。

診断が下りたばかりの今の時点では、全然職場に復帰できるイメージが湧かないんだけど、そのうちモチベーションも戻ってくるのだろうか。
いや仕事に対するモチベーションは元々高くないんですが。
しかし人生を書いているなこのブログは。

今年行った展示

今年行った展示の振り返り。

1. 芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師 - うらわ美術館、1/23

2. 没後70年 吉田博展 - 東京都美術館、1/29

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色刷りを何十回も繰り返して仕上げるスタイルは執念そのものなんだけど、できあがった作品はなぜか軽さがあり不思議だった。インドの観光シリーズが好き。


3. 筆魂 - すみだ北斎美術館、2/17
 
4. 江戸の敗者たち - 太田記念美術館、4/24
 
5. ミュシャ グラフィック・バラエティ - うらわ美術館、4/24

neovillage.hatenablog.jp

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隠れ安西水丸など、遊び心が溢れる構成。
力の抜けた作品を見るたびに「大人だな〜」と思う。

7. アイヌの装いとハレの日の着物 - 渋谷区立松濤美術館、8/3
同美術館で開催された琉球紅型の展示もすごかったけど、この展示も展示数と当時から現代に継承される技術の紹介等々、丁寧な構成になっていてすごかった。松濤美術館のあの独特な感じは癖になるな。図録買って読んだらめちゃくちゃ面白かった。
 
8. まるごと馬場のぼる展 - 練馬区立美術館、8/6

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かわい〜
おっとりした人間性でいろんな人から慕われていた様子までわかる展示だった。いいね・・・
漫画のブラックジョーク加減は長谷川町子に似ていると思った。

9. 若冲と近世絵画 - 相国寺承天閣美術館、9/30

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これは京都。でかいお寺の敷地内に美術館もある。
まったりした雰囲気の中で観る若冲( ;∀;)

 
10. 和田誠展 - 東京オペラシティアートギャラリー、10/26

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私は星新一が好きで、その挿絵を描いた和田誠真鍋博も好きなんで、行けてよかった。膨大な量の作品がびっしり壁を覆っており、設営スタッフがすごい。
本の挿絵や煙草のパッケージは言わずもがな、幼少期のイラスト、週刊文春の表紙、劇ポスター、企業ロゴ等々、幅広い作品が観れる。



今年後半はイラストレーターの展示によく行った。自分が読む本の挿絵でしか知らなかった人のさまざまな作品を観ると、懐かしい感じと新鮮な感じの両方があって不思議な気分になる。
今年は行きたい展示があといくつかある。